Megane III X95 NT8695 Visu v5.0 2015.04.27

メガーヌ3の配線図(Wiring Diagrams)の最新版であるNT8695(Visu v5.0 2015.04.27)のISOイメージを入手しました。それより前のバージョン3つには、自分がPhase3と呼んでいるフェイスリフト後の情報はありませんでした。関係ない配線図を見て、あーでもないこーでもないと言っていたわけです(苦笑)。

これがナビ無しのオーディオ周辺の配線図です。配線図にある英数字は以下の装置を表しています。

189  右リア・スピーカ
190 左リア・スピーカ
225 ダイアグノシス・ソケット
247 インストルメント・パネル
260 室内ヒューズ/リレー・ボックス
261 ラジオ
325 ラジオ・サテライト・スイッチ
365 右フロントツイータ
366 左フロントツイータ
653 時計/外気温/無線電話表示クラスタ
789 ハンズ・フリー電話用マイクロフォン
1132 右リア・ツイータ
1133 左リア・ツイータ
1597 運転席側フロントスピーカ
1598 助手席側フロントスピーカ
R2 ダッシュボード/左リア・コネクタ
R3 ダッシュボード/運転席ドア・コネクタ
R4 ダッシュボード/助手席ドア・コネクタ
R301 ダッシュボード/ルームライト・コネクタ
R397 ルーフ / マルチメディアコネクタ
MT ラジオ電子アース
NAM 左ダッシュボードクロスメンバアース

“653 時計/外気温/無線電話表示クラスタ”はダッシュボードセンターにある「R.S. Monitor v1.0」のことです。”325 ラジオ・サテライト・スイッチ”はハンドル右のワイパーレバーにあるコントローラーのことです。この2つが直接接続されていて、オーディオの操作だったり、 R.S. Monitorの切替が出来るようになっていることがわかります。
“261 ラジオ”はオーディオヘッドユニットですが、 コネクタが32本ある左側の配線が少ないのがわかります。接続されている装置は”225 ダイアグノシス・ソケット”の2本(CAN-BUS信号)、 “789 ハンズ・フリー電話用マイクロフォン”の3本、”653 時計/外気温/無線電話表示クラスタ”の2本(マルチメディア起動信号とマルチメディアON/OFFスイッチ)の計7本です。
“261 ラジオ”とUSB接続したiPhoneの楽曲のタイトルが”653 時計/外気温/無線電話表示クラスタ”の液晶パネルに表示されるのは、CAN-BUSを通じて行われているということが想像できます。

これがナビ有り(R-LINK)のオーディオ周辺の配線図です。ナビには複数の種類があり、R-LINKはNAV3G5の記号で表されています。ナビ無しと比較して次の装置が増えています。

1094 ABSまたはESPのコントロールユニット
1127 ビデオ・モニタ
1657 マルチメディアパネル
1714 CAN インタフェースユニット(マルチプレックスネットワーク)
1778 リアカメラ
1877 マルチメディアアクセサリソケット
2152 テレマチックコントロールユニット
R107 ダッシュボード/エンジン・フロント・コネクタ
R319 リア/リア・バンパ・コネクタ
MAO ダッシュボードクロスメンバラジオアース

“1094 ABSまたはESPのコントロールユニット”は”1127 ビデオ・モニタ”へナビに必要なビーグル・スピード信号(車速パルス)を提供しています。”1127 ビデオ・モニタ”はR-LINK本体です。
“1657 マルチメディアパネル”はセンターコンソールのサイドブレーキ脇に設置するジョイスティックのことを指しています。日本への正規輸入車はすべてアシュトレイホルダー(またはドリンクホルダー)になっており、”1657 マルチメディアパネル”は装着されていません。配線図を見ると”1127 ビデオ・モニタ”と電源(プラス)とアース(マイナス)が共通であることがわかります。
“2152 テレマチックコントロールユニット”は”1127 ビデオ・モニタ”とminiUSBケーブルで接続されており、言うならばUSB接続ルーターのようなもので、内部には通信モジュールが搭載されているのですが、残念ながら日本の環境では使用することが出来ません。
ナビ無しにあった”653 時計/外気温/無線電話表示クラスタ”が、ナビ有り(R-LINK)では無くなっていますが、”1714 CAN インタフェースユニット(マルチプレックスネットワーク)”がその代わりを担っているようです。現にロシアでは”1714 CAN インタフェースユニット(マルチプレックスネットワーク)”を使わずに、”653 時計/外気温/無線電話表示クラスタ”を分解して使っているハードなユーザーが居るようです(笑)。
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ここまで調査してもまだ先には進めません。自分には変換コネクタをつくる能力がないのだから。。。 “1127 ビデオ・モニタ”には電源とCAN-BUS通信が出来るようにすれば、自分が欲しいと思っている「R.S. Monitor v2.0」に一歩前進しそうな気がするのだけれど。