ABA-DZF4R 純正バッテリーを充電してみた(前編)

欧州車バッテリー充電器AGM/EFB完全対応 アルプス計器製 MV12-10を使って純正バッテリーを充電してみた話の前編です。「メガーヌ3RSでワーニングが出たので純正バッテリーを交換した」という話はよく聞きますが、「純正バッテリーを充電して継続使用した」という話はほとんど聞きません。一度ワーニングが出たバッテリーは、充電すれば再使用可能であっても、万が一を考慮して交換してしまうのでしょうか?


これがメガーヌ3RS フェーズ3に搭載されていた純正バッテリーです。
RENAULT NISSAN EXIDE
12V - L3 VRLA 70Ah 760A (EN)
VRLA (AGM) special technology
24410 0519R
Made in italy

ラベルにスペックや型番が書いてあります。ボルト数(12V)、始動性能(760CCA)、20時間率容量(70Ah)、サイズ(L3)、タイプ(VRLA / AGM)ということが読み取れます。



充電するにあたって、車載状態のまま充電するか?それとも車両から降ろして充電するか悩みました。前者は時計やオーディオ、ECUの学習情報が初期化されずに済みます。後者はバッテリー充電で何か不具合が発生した場合でも、車体側、とくにECUなどの高額な電装品にダメージを与えないです。横着して不具合があると笑えないので、車両への安全性を優先して後者を選択しました。
まずは助手席のボンネットオープナーを引き、ボンネットを上げ、バッテリーケースを覆っているカバーをバッテリーケースの左側から右側に開くようにして外します。その状態がこの写真です。



まずはマイナス端子側のハーネスを固定している10mmナット(1箇所)を外し、ハーネスを右横方向にずらします。次にプラス端子側のハーネス(赤色)を固定している10mmナット(2箇所)を緩めてハーネスを取り外します。次にバッテリーを固定しているブラケットの8mmナット(2箇所)を緩めるとブラケットが外れて、バッテリーの取っ手を上げ、垂直方向に持ち上げることによって車両から降ろすことが出来ます。文章にするとこれだけですが、バッテリー重量は約20kg、腕を伸ばした状態では力が入りにくく容易なことではありません。注意事項としては作業に使う工具は、ソケット+エクステンション+ラチェットを用いて、ショートしないように配慮すること。メガネレンチはショートする可能性が高いので、バッテリー交換作業では使わないでください。



車両から降ろしたバッテリーと充電器を、説明書の通りに接続します。プラスとマイナスを間違わなければ難しいことはないと思います。間違えても充電器の安全装置が作動するようになっているはずですが。問題なく接続したら最後に充電器のPOWERスイッチをONにして充電の開始となります。



充電開始直後のバッテリー容量です。グリーンゾーンにあるので70%程度は充電されていたようです。このAGMバッテリー、意外と復元力が高いのかもしれないですね。



充電開始直後に流れている電流(アンペア)です。7Aくらい流れているでしょうかね。この充電器は最大10Aでの充電が可能になっています。



充電開始から5分くらいでCHARGEランプが点滅し始めました。80%まで充電できたようです。充電で流れている電流(アンペア)は5A程度まで落ちてきました。


充電開始から1時間経過。充電で流れている電流(アンペア)は1.5A程度まで落ちてきました。


充電開始から2時間経過。充電で流れている電流(アンペア)は1A程度まで落ちてきました。


充電開始から4時間経過。充電で流れている電流(アンペア)は0.5A程度まで落ちてきました。

今日はここでタイプアップです。動画で見ての通り、充電が進むにつれて流れるアンペア数が低下してきます。バッテリー電圧が上がってくると充電器電圧との差が小さくなり、電流(A)は流れなくなるということです。