土井酒造場 開運 無濾過純米(冬春季限定)

山形の吟醸生酒限定頒布会5月分6本をようやく飲み終え、Nojeeさん迎撃オフNojeeさんからお土産にいただいた土井酒造場 開運 無濾過純米(冬春季限定)を呑み始めることができました。

呑んでみてのファーストインプレッションはというと...

スッと酸が立ち上がり、その後で優しい香りが来て、スッと切れていく

山形の日本酒にはあまり無いタイプのような気がします(山形の日本酒を全て知り尽くしている訳ではありませんが)。精米歩合55%だと特別純米(吟醸酒)クラスになりますが、あえて純米を謳っているようです。

適度な酸があるから飲み飽きしないで呑み続けられる

呑兵衛向けの日本酒ですよ、これは(きっぱり)。

無濾過生酒のため、アルコール度数が17.0~18.0度と若干高めなので、飲み過ぎ注意です。ラベルには日本酒度や酸度が書いてありませんが、「つべこべ言わず呑んで感じろ!」ということなんでしょうね。人間って先入観から決め打ちしやすいですから...。

酒米、こうじ米、酵母、仕込み水の組み合わせは無限に近いほどあり、その原材料の産地や酒をつくる蔵によってそれぞれ個性があり、日本酒も奥が深くて面白いなぁ...。中田英寿氏が日本中の酒蔵を巡って歩いた気持ちがなんとなくわかる気がします。

開運の名にあやかって運が開けますように...

もちろん他力本願だけではダメだけどね(笑)。