先を読むチカラ

二年ぐらい前ですかね?仕事でファイアウォールの更改案件の仕事を請けまして、そのファイアウォールの知識はなく現物を触るのも初めてという状況でしたので、自分ではない別の人間に有料の講習IJOSを受講してもらいました。

IJOSは必要最低限レベルのもので、これから運用や保守に携わっていくにはその上のJSECが必要と判断して、会社に申請したのですが、早急に必要なものでなければ認められないということで却下されました。単純に受講費・宿泊費・交通費を含めた約30万円の費用を出したくなかったのでしょう。その費用以上の売上は見込めたので、最初で最後のチャンスと思って申請したのですが。とりあえず請けた仕事はなんとかこなしましたが...。


今週になって早急にそのJSECレベルのスキルが必要になって...。

役員「仕事を請けられないのか?」
自分「スキルが無いので出来ません。以前スキル習得のための講習の受講を申請しましたが、早急に必要のないものは認められないと却下されました。」
役員「。。。。。」

ウェブサーバとメールサーバの更改の必要性も一年前から説明してきているのに、OSのサポート期限が切れてからやっと重い腰を上げ動き出すスピード感の無さ。先手を打ってきているのに、ことごとく無視されるとは...ね。もういい加減うちの会社にはウンザリですよ。

辞める辞める詐欺も正直終わりにしたい

どうせ口だけで辞めないんだろ?とは思われたくないし、このまま会社に居ても自分のスキルアップは難しいから。社員を育てる気の無い会社では尚更のこと。安月給から勉強代を捻出して自己研鑽するのにも限界はあります。個人でJuniper SSG140の中古品を学習用に購入しましたが、この辺りが精一杯です。

ローマは一日にして成らず。備えあれば憂いなし

普段から先を見据えて準備しておかないから、いざという時に困るのですよ。