車検(継続検査)が厳しくなるようです。

平成29年2月1日から、以下の要件を満たしていない車両は、継続検査の審査が受けられなくなるようです。

  1. 空車状態(積載物がない状態)の自動車に運転者1名が乗車した状態であること。
  2. 原動機の作動中において、運転者が運転者席に着席した状態で容易に識別できる位置に備える次に掲げるテルテールの識別表示が継続して点灯又は点滅していない状態であること。
    (1)前方のエアバック
    (2)側方のエアバック
    (3)ブレーキ
    (4)ABS
    (5)原動機
  3. 原動機の作動中において、運転者席の運転者に警報するブザー類が継続して吹鳴していない状態であること。
  4. 受検車両に装着しているタイヤは応急用スペアタイヤでないこと。

簡単に言うと「警告灯の表示はすべて消灯状態でないとダメよ!夏タイヤの残り溝がないからといって一時しのぎのスペアタイヤはダメよ!」ということですね。
私の今まで乗っていた車両は、すべてまっとうな状態でしか継続検査を通したことが無いので、これといって特に問題になることはないかと思いますが、継続検査を「ギリギリセーフ」でパスした車両は、今後はアウトになる可能性が高いということになりますね。補修部品のなくなった年季の入った車両、所謂「ヒストリックカー」を公道走行可能な状態で維持することが難しく。。。

【参考情報】
審査時における車両状態にかかるお知らせ (PDF / 115.66 KB)
審査事務規程の一部改正(第6次改正)の概要と新旧対照表 (PDF / 2.01 MB)
【プレスリリース】審査事務規程の一部改正について(第6次改正) (PDF / 129.15 KB)