rhnreg_ksコマンドを使ってはいけない

Red Hat Enterprise Linux 6(以下RHEL6)では(それ以前でも)サブスクリプション登録を行わないと修正プログラムを含めたrpmパッケージのダウンロードができません。
インターネット上ではrhnreg_ksコマンドを使って...

# rhnreg_ks --profilename "ホスト名" --username "RHNユーザID" --password "RHNパスワード"

というような記述を良く見受けますが、これはRHEL6に関して言えば誤りです。
これをやってしまうとRHN classicで登録されてしまいます。
そのままではサーバー側のサブスクリプションマネージャーから警告が発せられて、にっちもさっちも行かなくなります。

= 対応方法 =
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  1. redhatカスタマーポータルにログインします。
  2. [サブスクリプション]→RHNクラシックの下の[エンタイトルメント]をクリックします。
  3. システムエンタイトルメントに登録済みのシステム(プロファイル名)が出ますので、チェックボックスにチェックを入れて[エンタイトルメントを外す]をクリックします。
  4. エンタイトルメントが外れると更新の項目に[☓]が付きます。
  5. あとはサーバー側からサブスクリプションマネージャーを使ってサブスクリプション登録をやり直します。

= 参考情報 =

【2012年10月】RHN Classic から 証明書ベースのサブスクリプション管理へ