NISSAN NOTE e-POWER

愛車が1泊2日でドック入りしている間、代車としてNISSAN NOTE e-POWERをお借りしました。動力機関がモーターで動く所謂「電気自動車」を運転するのは、人生初です。どんだけ遅れてんだ...という話ですよね(笑)。電気自動車と言いつつも、ガソリンエンジンで発電機を稼動し、得られた電気でモーターを駆動して走る仕組みのことを、シリーズ式ハイブリッドと呼ぶそうです。

スッキリしたステアリングです。最近のクルマはステアリングにアレコレとボタンが付いていて好きではありません。まぁ、この車種もグレードによってはボタンが付くようです(残念)。インパネを見ると、回生ブレーキの作動状況だったり、発電機(エンジン)の作動状況がわかるようになっています。搭載しているバッテリーはあまり大きくないようで、割と頻繁に発電機(エンジン)が作動してバッテリーを充電していることがわかります。このことから「バッテリーがヘタると発電機(エンジン)が作動しっぱなし」になることが伺えます。バッテリーが劣化するのは電気自動車として避けられない宿命です。バッテリーが小さいと交換コストは安く済みますが...。

肝心の運転した感想ですが、動力機関がモーターだけですので、トルクの変動が少なくスムーズに加速していきます。イメージとしては魔法のじゅうたん？みたいな(笑)。ドライブモードを「S」にして、噂のワンペダルドライブというものを試してみました。おぉぉぉ...アクセルペダルを離すと強めの回生ブレーキが働き、ブレーキペダルを踏まずともピタっと止まります。後続車両からの追突が怖いので、停車する寸前からブレーキペダルを踏んでましたけどね。繊細なアクセルコントロールによって自由自在に走れますし、止まれます。

コレ、オートマ車で雑なペダルワークをしていた人は慣れないだろうなぁ？

ここで言う雑なペダルワークとは、アクセルペダルをグイっと踏んで加速して、ブレーキペダルをドンっと踏んで止まるような運転のこと。山坂道の下りでも、頻繁にブレーキペダルを踏んで減速するような運転も...こっちはオートマのギアを1段落としてエンジンブレーキを上手く使えという話ですが。電気自動車に乗り換えると、自分のドライビングスタイルを見直すキッカケになるかもしれませんね。