株主総会2017
先日の金曜日に弊社の株主総会がありました。何でも6月の第一金曜日に株主総会を行うという暗黙のルール(取り決め?)があるようです。弊社にはストックオプション制度はなく、会社の株を持たない末端社員の自分は株主総会に参加する権利はありません。参加する権利があるならば、モノを言う株主になれたのに。。。
さて、主任会議の席で常勤役員の口から過去最大の赤字とは聞いていましたが具体的な数字は語られませんでした。どうせ新聞を見れば結果は明々白々になるのに、大事なことを自分の口から言えない性格は相変わらずのようです。しかし新聞の株主総会の欄を見てガッカリしました。そして過去四期の決算の数字(純利益)を積算すると約18,000千円のマイナスになります。赤字決算は四期だけではなかったはずなので、累積赤字はこの数字以上ということです。
新規事業で起死回生を狙う
なんていうのは絵に描いた餅であり、現状は新規事業を興して丸2年経過しても鳴かず飛ばずで売上はゼロ更新(行進?デスマーチ?)を続けています。新規事業で起死回生の一発の危うさ: 商売繁盛コミュニケーションアドバイザー鈴木昂司のブログにも書いてあるように、既存事業が立ち行かなくなってから新規事業を興すのでは手遅れなんですよね。
大口顧客を一件でも受注できれば今までマイナスを挽回できる
というのは競馬、競艇、競輪、パチンコ、パチスロ、宝くじなどのギャンブルに共通する
負けが込んできた人によく見られる思考
だと思いますね。で、あと少しだけ、あともうちょっとで...気がつけば債務超過となりゲームオーバーとなるパターン。上手く行かない時こそ基本・原点に立ち返り、業務内容を精査、無駄を廃し、時代のニーズに合わせて業務内容を改良・進化させながら、お客様との信頼関係を構築できるよう地道に商売を続けることが大切なんだろうと思います。大きな金額の仕事にばかり目がいって、小さな金額の仕事を「小遣い稼ぎをしても仕方がない」とバッサリ切るようではお客様の信頼を得ることは難しい...。大きな金額の仕事も、現実は蓋を開けてみれば
結構な人月工数が掛かっているにも関わらず粗利・利益率はかなり低い(=採算割れ)
...というのが今までの実績で明らかなのですよね。自分の面子に関わることだけは採算度外視!。それで都合の悪いことは「経営判断」という伝家の宝刀でバッサリ切られて終わるんです...(苦笑)。自分のことを棚に上げて、非難轟々される他の営業員はたまったものじゃないよね。
Webは死んだ。商売にならない。
と言い切ってしまった常勤役員は、今更後には引けないのでしょうけどねぇ。変な意地やプライドは身を滅ぼすだけなんだけど...。この場合、滅ぼすのは身だけじゃなくて会社か。自分はこのまま地獄の果てまで付き合うつもりは毛頭ありませんから。