HP 516814-B21 300GB 15K ホットプラグ 3.5 型 6G SAS HDD

会社でNASとして使っているHP Proliantサーバがあります。先日、ふと搭載HDDを見たとき、3台あるうちの1台のLEDがオレンジ色に点灯していることに気が付きました。HP Proliantサーバートラブルシューティングガイドによる説明は

このドライブに関する重大な障害状態が検出されたため、コントローラーがドライブをオフラインにしました。できるだけ早くドライブを交換してください。

ということです。RAID5で運用しているので、1台HDDが壊れてもシステムは止まりませんが、もう1台壊れたらアウトです。えらいこっちゃ~(汗)

このHP Proliantサーバは丸6年使っていて(4月末で7年目に突入)、会社側に新しいサーバへのリプレースも提案してみますが、目先のお金が安く上がる方が良いとのことで、修理することとなった次第。インターネットで部品を調べ、扱っている店舗を探し出し、注文して取り寄せ。このHDDはSASインターフェースかつ15000rpmの超高回転型のためにたった300GBで3万円(税別)もします。SATAインターフェースなら3万円も出せば6TB~8TBの商品が買えるのです。

さて、商品が届いたので急いで交換します。ホットプラグ対応なので、サーバの電源が入ったままHDDの交換ができます。単純に取り替えるだけでOK。RAID5の再構築も自動で実行されます。このRAID5の再構築というものが案外クセモノで、再構築という作業は残りのHDDに負担が掛かり、その結果HDDが壊れてRAID5の再構築が失敗して全データロストの憂い目に合う可能性もゼロじゃないのです。

戦々恐々と状況を見守っていましたが、約2時間でRAID5の再構築が終わりました。ほっと一安心です。ただ、残りのHDDも確実に寿命が迫っており、いつ壊れるかは時間の問題...それを見越して会社側に新しいサーバへのリプレース提案したのですがねぇ(苦笑)。