Maintain balance

WordPressのテーマ Stacker Lite のスタイルシート(CSS)を調整しました。具体的には特定の画面解像度下での見え方が変わるようにしました。
新しい方が良い人も居れば、前の方が良い人も居て、感想は人それぞれあるでしょうが、当面はこれで行きます。当Webサイトは商用サイトではありませんので、これによって影響を受けることはないはすです。

外国人が開発したテーマは、どうしても日本語フォントでの見え方がスマートでないことが多いです。これは当初の設計がシングルバイトを表示することしか想定していないので仕方がありません。まして無料のテーマを使っているのですから、ただひたすら感謝するのみです。

IE11、Firefox(最新版)、Chrome(最新版)で動作確認をして、どのブラウザから見ても同じように見えるように調整しました。これが一番面倒で大変な作業で時間が掛かりました。ブラウザによってCSSの解釈が異なり、思うように動かなかったのです。
CSS メディア クエリを使用してレスポンシブにするにあるように、当Webサイトもメディアクエリを用いてPC、スマートフォン、タブレットでそれぞれのデバイスに最適化された表示をする機能が実装されています。これはWordPress標準で実装された機能ではなく、後付けのテーマやプラグインで実装されているものです。
デバイスの種類は多岐にわたり、画面解像度もそれぞれ異なるので、全てを網羅することは事実上困難であり、一般的にマイナー(ニッチ)なものについては切り捨てられることが多いです。最近のケースで言えばAppleのiPhone、iPadシリーズ、Samsung Galaxyシリーズ、SONY XPERIAシリーズを使っていれば大丈夫ですが、聞いたこともないような中華製のスマートフォンやタブレットは使ってみないとわかりません。
例に漏れず、当WebサイトもApple iPadシリーズで見やすいようにしてあります。それは私がメインで使うデバイスがApple iPadであるからです。アクセスしてくるユーザーの環境もスマートデバイスがPCを逆転したことを確認しています。

心に響いた「デザイナーあるある」まとめクライアントからのムチャぶり迷言集を読むとWebデザイナーの苦悩がうかがえます。たった1箇所の色を変更するのも、全体から見たバランスを考慮する必要があって、1箇所の変更で済まなくなるのです。

クルマのチューニングに例えれば、ターボ車はブーストコントローラーを装着して、ノーマル以上の過給圧を出すようにチューニング(所謂ブーストアップ)してやれば簡単にパワーアップできます。ですが、そうなるとブレーキの能力が不足して止まり切れなかったり、ラジエーターの冷却能力が不足してオーバーヒートしそうになったりと、今までよりも1段階上でバランスを取る必要が出てきます。

バランスは大事、そして上手くバランスを取ることは難しい。

Maintain balance” に対して3件のコメントがあります。

  1. Nojee より:

    僕がわがまま言ったせいで、お手数をおかけしました。
    以前は送電線まででしたが、ちゃんと畑まで見えるようになりました。
    ありがとうございます m(__)m ペコリ。

    1. 206rc より:

      > Nojeeさん
      簡単に出来るはず...と思って手をつけたら、迷宮につかまりました。
      動作確認は弟の形見のdynabookがありましたので楽でした。CPUがCore i7なのに、液晶が1366x768というのは詐欺に等しい...

  2. Nojee より:

    あのぉ~、僕のもCPUがCore i7なのに、液晶が1366×768です(苦笑)

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