HP Compaq 6535s Windows XP to Vista Upgrade
私が会社で(ほぼ自分専用として)使っているHP Compaq 6535s/CTの OS を Windows XP Professional SP3 から Windows Vista Business SP2 へ Upgrade しました。
Upgradeと書きましたが、念の為に元のHDD(250GB)は中身をそのままにしておきたかったので、HP Pavilion dv6200に元々付いていて別のHDDに換装して余った120GBのHDD(FUJITSU MHV2120BH)を家から持ってきて換装、HP Compaq 6535sに添付の Windows Vista Business SP1 を新規インストールする手法を取りました。
作業には昨日と今日の丸二日掛かりましたが、その大半はWindows Updateに費やされたといっても過言ではありません。
適用した更新プログラム、その数なんと100本以上!! OSがリリースされて時間が経つほど更新プログラムの数も多くなります。
特にMicrosoft .NET Frameworkの更新プログラムの多いこと多いこと。
ファイルサイズが大きいのでダウンロードにもインストールにも時間が掛かります。
こんな脆弱性だらけのクソ(Microsoft .NET Framework)しか作れないとは…頭の良いヤツばかりのマイクロソフトも案外大したことない(ry
Windows Vista Business SP1 のインストールは何も問題なく完了します。
添付メディアでのインストールはライセンス認証の必要がありません。
インストールが完了してデバイスマネージャを見ると!印のついたデバイス、不明なデバイスがあるのはお約束というものです。
これを解消すために日本HPのサイトから以下に挙げたVista用のデバイスドライバー(またはプログラム)をインストールします。
ドライバー名 | バージョン | ファイル名 | サイズ |
Microsoft Windows Vista用ADI SoundMAX AD1984Aオーディオドライバー | 6.10.1.5880; 6.10.2.5880 (3 11 2009) | sp46003.exe | 15 MB |
HP Quick Launch Buttons | 6.50.12.1 (9 12 2009) | sp46731.exe | 25 MB |
Synaptics TouchPad ドライバー | 13.2.6.2 (25 8 2009) | sp44921.exe | 28 MB |
Microsoft Windows Vista用ATIビデオドライバーとコントロールパネル | 8.513.1.3-080910A-069671C (15 10 2008) | sp41385.exe | 109 MB |
SCR33x USB Smart Card Reader Driver | 4.45.0.0 (22 10 2009) | sp45342.exe | 1.8 MB |
Marvell Yukon Gigabit Ethernet Controller Driver | 10.70.5.3 (11 8 2009) | sp44780.exe | 3.8 MB |
High-Definition Audio (HDA) Modem Installer and Driver for Microsoft Windows Vista | 1.00 A (25 6 2008) | sp39689.exe | 13 MB |
ここまでインストールしても不明なデバイスは1つだけ残ります。
Windows ACPI-Compliant System というデバイスなのですが、これは個別にドライバーをインストールしなくともWindows Updateを適用していくと自然と解消されます(どのタイミングかは不明)。
残る作業は SP1 から SP2 へのバージョンアップと更新プログラムのインストールです。
Windows Updateで更新プログラムをインストールしているとSP2のバージョンアップまでなかなか辿りつけないので、サービスパックそのものを直接ダウンロードしてインストールします。
Windows Server 2008 Service Pack 2 および Windows Vista Service Pack 2 (5 言語用スタンドアロン版) (KB948465)
バージョン: 948465
ファイル名: Windows6.0-KB948465-X86.exe
サイズ: 348.3 MB
ダウンロードした Windows6.0-KB948465-X86.exe を実行すると自動でSP2がインストールされ、インストール完了後は再起動されます。
再起動後は残った更新プログラムを延々とインストール(場合によっては再起動も)するだけです。
物理メモリは余っていた PC2-4200 S.O.DIMM 512MB を増設して1.5GBとしましたが、グラフィックで使われるのが200MB程あり、OSで使用可能なのは1.2GB強といったところです。物理メモリの消費が900MB前後あるので、512MB増設していなければ厳しいところでした。
体感速度は残念ながら先日Windows7化を完了させたSONY VAIO VGN-FJ11B/Wには一歩及びません。
メモリが2GBなのとストレージをSSD化したのが大きく効いているようです。
Windows Vistaの延長サポート終了日は2017年4月11日ですので、あと3年は使えます。
HP Compaq 6535s/CTにはWindows7用のデバイスドライバーも用意されていますが、さすがに2017年4月以降は別のパソコンを用意していただきたいものです。