Nutanixの本

今日明日でお盆休みが終わり、平常運転に戻る企業は少なくないかと思います。コロナ禍という身動きが取り難い中、集中豪雨による災害で被災された方々にはお見舞い申し上げます。
最近の災害は、数十年に一度のというレベルではなく、毎年襲ってきても不思議ではないレベルになりました(年に1回ならまだマシで、年に複数回の可能性もあり)。地球温暖化による気候変動が主な原因と言われていますが、原因はそれだけではなく、治水対策に掛ける予算が削られてきたという複合的な点もあるようです。相手が地球(自然)では抗うことも難しく、家を買うということが難しい時代になりました。引っ越すにしても、予算(家賃)だけでなく、防災といった観点から検討しなくてはなりません。何かあれば車が水没では悲しすぎます。
さて、業務で携わることになったNutanixの本を2冊、メルカリで購入してみました。Nutanixとは、HCI(Hyper-Converged Infrastructure)と呼ばれる仮想化アーキテクチャを採用したアプライアンス製品のことです。
Nutanixの商用製品は、高級輸入車が軽く買えるプライシングですが、非商用(商用利用不可、学習用)のCommunity Editionというのもがあって個人レベルでも触れることができるようになっています。それでもハードウェアへの要求仕様が高いこともあり(特にメモリを潤沢に積まないと、まともに動かない)、簡単にはいかないようです。なので、一般的にはクラウドでお試しということになるようです。
個人的にはオンプレで仮想化基盤を構築してまで何かをするってことにメリットはあまり感じていなくて、AWSなどのパブリッククラウドの利用が加速していくものだと思っています。預けるデータによっては閉域のオンプレってものはあるとは思いますが、それでもパブリックセクター(公共機関)におけるパブリッククラウド利用は以前よりも進んでいます。