YAMAHA RTX1100 with IPv6/IPoE+DS-Liteでインターネットを高速化する

So-net 「IPoE接続」が開通しましたの続きです。

ipv6-test.comでスピードテストをしてみました。IPv4は時間帯によって大きく速度差が出るのに対し、IPv6は時間帯に関わらず安定した速度が出ています。

と書いたように、So-netでIPv6/IPoEが開通しても、IPv6による通信は高速化されますが、IPv4による通信は低速なままとなり、これでは片手落ちなのです。なんかモヤモヤするよね?するよね?

今回はYAMAHA RTX1100をヤフオクで2千円弱(送料込み)で入手して、この問題を解決すべくチャレンジしてみました(どんどん!ぱふぱふ!)。

5千円も出せばDS-Liteに対応したアイ・オー・データ機器の無線ブロードバンドルータが購入できますので、初心者の方にはそちらの方法をオススメします。私は安価に安定した通信が出来る環境が欲しかったので、苦難の道を選択しました。。。良い子は真似しないでっ!(笑)

既設の環境はNEC Aterm WR9500NをRTモードで稼働させインターネットへのゲートウェイとなっており、NATルータ、WiFiのアクセスポイント、DHCPサーバまでを一気に担っています。今回はYAMAHA RTX1100をルータとして導入して、NEC Aterm WR9500NをAPモードで稼働させ、WiFiのアクセスポイントとDHCPサーバを担当させようと考えました。駄菓子菓子!

NEC Aterm WR9500NのAPモードではDHCPサーバは稼働しない!

DS-Lite IPv4接続オプション接続確認機種情報設定例にDHCPサーバの設定を追加する羽目になりました(1回目のつまづき)。ホームゲートウェイ(ひかり電話ルータ)のあり・なしで設定方法が変わります。VDSLモデムの場合はホームゲートウェイ(ひかり電話ルータ)なしの場合(RA回線)を設定します。良く調べずに何処かのブログに載ってたホームゲートウェイ(ひかり電話ルータ)ありの場合(DHCPv6-PD回線)を設定して動かなくて焦りました(2回目のつまづき)。

設定が滞りなく終われば、問題なくDS-liteで通信出来るようになりました。WindowsPCもiPhoneもiPadもOKです。Apple TVやSONY PS3は思ったほど早くなりませんでした。CPUパワーが足を引っ張っているのかもしれません。


iPv4/PPPoEだと夜の混雑時は劇的に遅くなったのですが、どの時間帯も安定して速度が出るようになりました。これ以上を望むようだと、うちの場合は光配線の賃貸物件に引っ越さなきゃならないので、これで納得するしかないのです。。。