映画『マチネの終わりに』

ずっと観たいと思いながらも放映時間と自分の予定が合わなくて、観れずにいた映画『マチネの終わりに』を観ることができました。フォーラム山形での放映終了1日前に...滑り込みセーフ(笑)。

映画はラブストーリーものではあるものの、派手なラブシーン(濡れ場含む)はなくて、大人の恋愛映画といった感じでした。主演俳優である福山雅治氏にせよ、石田ゆり子氏にせよ、派手な恋愛をするようなイメージではありませんから、考えられてキャスティングされたのでしょう。

ちょっとだけネタばれしちゃうけど、感想を言えば「他人の恋路を邪魔する者は馬に蹴られてしまえ!」でした。「おい、やるなよ、やるなよ、あー、やっちゃった」という人の道に外れた「好きな人を手に入れるためには他人を蹴落とす」なんてことは、恋愛ではよくある話なのかもしれませんけど。

それも墓場まで持っていけば良かったのに、さくっとネタばらしするもんだから...。真相を知った福山雅治氏が、キッチンの流し台でコップを手にしたまま叫ぶシーンがありますが、その気持ちが良くわかります。でも、ラストの公園で、二人が再会するシーンは良かったですね。きっとネタばらし無くては、あのシーンは撮れなかったでしょうから。気になる方はぜひ映画館で(笑)