働き方改革は進んでいるか?

街中を歩いていると求人(正社員ではなく人手が足りない時間に働いてくれるアルバイト)募集の張り紙を見かけることが多くなりました。どこのお店(飲食店)も人手が足らないようです。人手が足らないために、ランチを休業あるいは夜の営業を休業するお店も出てきていて、更には廃業するお店まで出てきています。張り紙を見るたび「その時給じゃなぁ...」というのが正直な感想です。安い時給でアルバイトを雇わなければ、商売が成り立たないのでしょうが、そもそもアルバイトが居ないと回せない現場に問題があると思います。

いま自分が勤めている企業では、働き方改革の「は」の字もなく、「他所は他所、うちはうち」といった状況ですので、悲しいことですが既に行き着く先が見えています。

フレックスはダメ、リモートワークもダメ、ダブルワーク(副業)もダメ

もうダメダメ尽くし(苦笑)。安給料なのにダブルワーク(副業)を認めないというのは、従業員に「○ね」と言っているに等しい気がします。一方で株式会社べーシックさんのように副業解禁を名言した企業も出てきました。

隣の芝生は青い

という、他人のものはなんでもよく見えることのたとえがありますが、なんでも頭ごなしにダメと言われる企業よりも、社員と話し合いの場を設けて(対話して)変えていった方が良いと判断したものは変えていく企業の方が好ましいんじゃないかなぁ。実際にやってみて予想しなかった目に見える害があるなら元に戻せばいいんだし。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、誉めてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

山本五十六の名言です。