偶に動作不安定になるよね...

クルマやパソコンのことではなく、Marantz NR1608を始めとしたデジタル家電の話です。Marantz NR1608の内部ではLinux kernelが動作しているらしく、PDFマニュアルの後ろの方にはオープンソースのライセンスが記載されています。

  • bridge-utils
  • busybox
  • ebtables
  • Linux kernel
  • mtd-utils
  • ntfs-3g_ntfsprogs
  • ntpclient
  • u-boot
  • wireless-tools

見る人が見ればわかると思いますが(BusyBoxは割と有名だと思う)、マルチメディアサーバーそのものですよねぇ。今世の中に出回っている家電製品で、ネットワーク(インターネット)に繋がるものはオープンソースを利用していると思います。独自でゼロ(スクラッチ)から開発しているところも探せばあるかもしれませんが、いまどきは珍しいと思いますね。


症状としては「iPhone/iPadの専用アプリを起動しても正常に通信していない」というものです。Marantz NR1608本体の電源はオフなのに、専用アプリ上ではオンに見えるという不思議(笑)。でも専用アプリで電源のオン/オフを始めとした全てのコントロールが出来ない。本体の電源ボタンを押せばオン/オフは可能ですが...本体の電源ボタンを長押ししてリスタートをかけて、症状は回復しました。

そういえば液晶TV(TOSHIBA REGZA 42Z7)も一定の間隔で、リモコンの情報表示ボタンを押したときのような挙動を示すようになり(当然ボタンは押していません)、番組表などを操作していてもキャンセルされてしまうという困った症状が出ます。この場合も本体の電源ボタンを長押しして再起動をかけてやると症状は回復します。タイムマシンを動作させているときだと録画が一時中断されて、エラーログが残ってしまいますが。。。

不具合のないデジタル家電など無い!

不具合は少ないに越したことはないですが、新しいものを使うということは不具合も漏れなく付いてくると思った方が良さそうです。職業柄、頻繁に電源の入り切りは避けたいんだけどなぁ(苦笑)。
最近最も印象に残っている不具合は突然笑い始めたAmazonのAlexaたち。原因は「笑って」コマンドの聞き間違い | ギズモード・ジャパンですかねぇ。持っているEufy Genieは呼びかけてスルー(シカト)することはあっても、夜中に突然笑いだしたりはしません。持ち主に似て寡黙なんでしょうから(爆笑)。