KSKロールオーバー問題

世間一般の多くの人は、インターネットを使う側の人間なので、何もすることはないのでしょうが、インターネットを提供する側(インフラ屋・IT屋)にとってはかなり面倒くさい世紀の一大イベントが迫ってきております。
ネット史上初めての「KSKロールオーバー」が始まる、名前解決できなくなる前にDNSサーバーなど設定確認を! 今年9月は特に注意
インターネットというとWebやメールが主流ではありますが、その根幹を支えている技術がDNS(Domain Name System)というものです。インターネットにあるサーバにアクセスするためにはIPアドレスというものが必要なのですが、これでは大変なので、FQDNとIPアドレスを相互変換する仕組みがDNS(Domain Name System)であり、それを提供しているのがDNSサーバとなります。
Webブラウザを起動してURLに"www.yahoo.co.jp"を入れて接続すると、裏ではFQDN"www.yahoo.co.jp"をDNSサーバに問い合わせ、DNSサーバから返答されたIPアドレス"182.22.25.252"に接続している訳です。これを名前解決と呼びます。で、この名前解決が正常に機能しなくなると...
インターネットサーバにアクセス出来なくなります。当然Webページも見れないしメールも送れない!
ということもあり、にわかに騒がしくなってきております。ごく一部のWebサーバはIP直打ちすればページを表示出来たりしますが、IPアドレスを覚えている人なんてほとんどいないでしょう。
- http://keysizetest.verisignlabs.comの結果は問題なし
- このWebサーバでのテストも問題なし
とりあえずアパートのネットワーク環境とさくらインターネットのVPSサーバが問題ないことは確認済み。