ルノー車の整備性は良いか悪い?

ルノー車の整備性は良いか悪いか?、つまり整備がし易いかどうかの話です。とある整備工場で

輸入車の勉強をさせて欲しい(=うちの整備工場で診させて欲しい)

と言われました。一般的かどうかはわかりませんが「ルノー車の整備性は悪い」つまりは整備し難いという話を耳にしたことがあります。車種によりますが、エンジンルームは手が入る隙間が少なく、まるで難解なパズルのようです。これは目的の部品を脱着するために、直接関係ない部品の脱着してからでないと目的の部品にすら辿り着けないということを意味します。

ちなみにメガーヌRSで言えば

エアコンフィルターを交換するために、クラッチペダルを脱着する必要がある

という話を聞いたことがあります。これは左ハンドル仕様のメガーヌRSには該当せず、右ハンドルの仕様のメガーヌRSに限った話ということです。当然右ハンドルと左ハンドルでは、エアコンフィルターの交換工賃は大きく違います。

勉強ですから、工賃を安くしてくれるなら良いのですが、整備性の悪いクルマは時間が掛かりますので、掛かった時間の分だけ工賃を請求されると困ります。ましてや初めて触るようなクルマは整備解説書もないでしょうから、手探りの作業では余計に時間が掛かります。

マニュアルトランスミッションオイルの交換に2~3時間掛かった

経験があり、時間相応分の工賃を請求された身としては、やはりルノーディーラーあるいはルノー車を得意とする整備工場(Carolは有名)以外には整備をさせたくありません。勉強させた上に勉強代まで払わせられたら割に合わないっすよ!