HDDを修理してみた

会社の会計用PCが起動しなくなった…というので診てみればHDD(ハードディスクドライブ)がスピンアップしません。HDDはシーゲート製のPATA(パラレルATA) 80GBという骨董品みたいなものです。バックアップを取っていませんでした…という笑えない状況だったので、なんとかリカバリーを試みたという備忘録です。

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基盤の左側が浮いているのがわかります。スリムタイプのデスクトップPCでしたので、部品の配置に余裕がなく、電源コネクタ部分がストレスを掛けていたのでしょう。パソコン歴は長いですが、こんなの見るのは初めてです。ハンダが浮いていましたので、再ハンダしてみたのですが、そもそもハンダが得意ではないのと、再取付時のストレスで浮いてしまいます。
→基盤交換決定


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同じ型のHDDがありましたので、正常な方から基盤を移植します。所謂「ニコイチ」ってやつです。5箇所トルクスネジ(T9)で固定してあるので、精密ドライバーをつかってバラします。
※ドナー側も同じように分解して基盤を取り出します。


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基盤を入れ替えて元通り組み上げます。右側の基盤が元々ついていた歪んだやつです。写真で見る限りどこも悪くないように見えるでしょう?
このHDDの基盤交換は、調整などの面倒な作業は一切必要なかったので難しくありませんでした。


修理が終わったHDDをパソコンに取り付け、電源をONにすると「Windowsが前回正常に終了しなかった伝々」の画面になるので、セーフモードで起動。しばらくHDDのアクセスが集中していたので放置、5分後くらいに戻ったら再起動してBIOS画面でHDDが見えていないという…。基盤だけじゃなくて、メカ的にダメらしい。仕方がないので、Ubuntu LinuxのLive CDで起動して、HDDが見えているうちにNASへ必要なデータを回収しておしまい。

【教訓】失われて困るデータはバックアップを取りましょう。お金さえだせばサルベージ可能なサービスがありますが、目玉が飛び出るくらい高価ですよ。

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