ゴミはゴミ箱へ

「ゴミはゴミ箱へ」なんてことは当たり前のことで、幼稚園児だって知っていることだと思う。なのに、今朝契約駐車場へ愛車の掃除に行ってみれば、愛車の直ぐ脇にある柵の下にペットボトルが数本投棄されていました。私のクルマが影になって外から見えないように気を遣ったのかもしれません。が、大変残念ながら気の遣い方が根本的に間違っています。そのまま放棄しておけば、同じようにゴミを捨てると思うので、拾ってきて・洗って・分別して来週のごみ回収の日に出します。綺麗なところを汚すことには抵抗あるのに、汚いところを更に汚すことに抵抗がないのが人間の心理ってやつですからね。

しかし、日本人のモラル低下が嘆かわしい。こんなことじゃ隣国の中国のことを笑えませんよ。え?あんなに酷くない?でも第三者から見たら五十歩百歩ですよ。

この問題の根底にあるのは教育レベルの低下でしょう。今の親は自分の子供が公共の場で他人に迷惑をかけていても注意一つしないことが多いです。うちらは「他人様に迷惑をかけるな。人に後ろ指を指されることをするな」と教わって育ってきました。怒らないことと躾は違うんです。また、今の母親(女性)は子供に手を挙げることを非常に嫌います。体罰アレルギーとでも言うんですかね。子供を小突くもんなら大喧嘩ですよ。それはうちの家庭の離婚原因のひとつと思います。

口々に経済が大事って言うけど、今本当に大事なのは「教育」なんじゃないのかな?人をつくる教育をなおざりにして、経済もへったくれもありませんよ。このまま行けば、その先に待っているのは亡国でしょう。もう既にその兆しが見えています。