イグニッションアナライザー(GTC Autobahn MIA505)を使ってみた

宮城ではなかなか使える場所と人目を気にして使えなかったので、実家に帰ってきて初使用となりました。

使い方ですが、まずは電源を入れる必要があります。電源の入れ方ですが、左上の電源ボタンを押すと瞬時に起動して使えるようになります。おそらく専用OSでも積んでいるのでしょう。詳細な使用方法についてはkaise KG-300のページが参考になります(ブランドは異なりますが、中身はおそらく同じでしょう)。

  1. [CYCLE]キーを押してエンジンタイプを選択します。ここでは「4サイクル」を選択します。
  2. [MODE]キーを押して測定モードを選択します。ここでは「点火時間」を選択します。
  3. [VIEW]キーを押して表示タイプを選択します。ここでは「波形」を選択します。

メガーヌ3RSの場合、ペンシルタイプのイグニッションコイルが4本ありますので、各々のイグニッションコイルの天辺にプローブを当てて測定していきます。実際に測定した結果ですが、4本とも上の画像のような波形でした。これが正常なのか、比較する波形が無いのでわかりませんが、現時点では特に問題がないので仮に正常だとしましょう。

左端の1回の波がオリジナルの点火パルスでその後に続く4回の波がMSAで作成された点火パルスと推測されます。アイドリング時なので、合計5回の点火パルスが出ていて、MSAが正常に動作していることになります。ノーマル状態における正確な状態を知るには、MSAとV-UP16の動作を停止させる必要がありますが、面倒なのでやりません。

とりあえずエンジン不調となった場合、点火系の異常に関してはイグニッションアナライザーで比較的簡単に切り分けが出来そうです。そのためには定期的に計測してデータを採取しておく必要がありますね。スマホのアプリとBluetooth連携してデータを記録できたりすると嬉しいんだけどなぁ(笑)。