ROSSAM F2150 ActiveEDLC

オカルトチューンの代名詞とも言えるコンデンサーチューンに手を出しました。とは言ってもタダのコンデンサーではなく、ActiveEDLCと言われる大容量かつ高耐久性が特徴の電気二重層キャパシタ(EDLC)です。似たような商品は色々なメーカーから販売されていますが、比較的歴史が古そうなROSSAM製品を選択しました。程度の良い中古あれば良かったのですが、無い物は買えないので、メーカー直販サイトで購入しました。

で、色々と調べてみると、まったく眉唾ものと笑えないのがキャパシタというものでして、実際に自動車メーカーのマツダで減速エネルギ回生システム “i-ELOOP”としてEDLCを採用しており(故障すると結構な修理代が掛かるみたいですが)、また古河電池では鉛バッテリーとキャパシタの機能を融合させた「ウルトラバッテリーテクノロジー」をアイドリングストップ車用バッテリーに採用しています。一方、RENAULT DESSは小型バッテリーとスーパーキャパシタを組み合わせたものですが、どうやら設計意図は前述のプロダクト達とは異なるように思えます(最優先課題は軽量化でしょう)。

ROSSAMでは製品の効果は以下10点を謳っているようです。

  1. 急発進時等の燃費を改善し要求電流を高速にアシスト。
  2. バッテリー比重・電圧がアップ。
  3. エンジン高回転時のスパークプラグの点火容量をアップ。
  4. 極寒地でもエンジンの始動性がよくなり、バッテリー上がりを減らす。
  5. 従来のバッテリーの数十倍の速度で応答して要求電流をサポート。
  6. 燃費の改善、排気ガスの減少効果を発揮。
  7. バッテリー性能の改善(容量がアップし使用限界点以下でも使用可)
  8. バッテリーの最大要求電流がアップ。
  9. オーディオ搭載など電力を多用する車両でも安定した走行が可能、ノイズ減少、音質向上。
  10. ECUとセンサー間のレスポンスが向上し、噴射タイミング、パワステやABS、アクセルのツキが向上。

個人的にはそこまで欲張りではなくて、バッテリーの負担が減って寿命が延びたらいいな...くらいしか思っていません。つまりTMWorks SE Pulserを取り外して、その代わりに取り付けようかと。

バッテリーに SE Pulser とコンデンサーチューニングパーツを同時装着いたしますと、SE Pulser から発生するパルスをコンデンサーが吸収してしまう為、効果が低減致しますのでご承知置きください。

https://tmworks-web.jp/products/sepulser.htm

SE Pulserの効果が無いならつけていても仕方がないですし。そもそもSE Pulserだって、どちらかと言えばオカルト扱いみたいなものだし。実際にEDLCを装着している人のレビューを読むと、自動車の運動性能向上よりもカーオーディオにおける効果の方が高そうな感じです。私はどちらも感じとれる自信はありません。自称違いのわからない男ですから(笑)。

取り付けはもう少し先を予定しています。REDPOINT V-UP16/MSAの燃費への貢献度がある程度データとして取れてから...と。どのみちアパートの駐車場でのクルマいじりは、ご近所さんの目もあるのでやりたくありません。せっせと窓ふきしているのも、訝しげな顔で見られている可能性があるんだよなぁ。