ロブテックス 強力型圧着工具 AK60

ヤフオクで表題にある圧着工具を落札しました。最初は「使用頻度は高くないから、都度オーダーメイドすれば良く、工具は不要」と思っていました。が、実際にオーダーメイドしてみると、工賃が作業内容に見合わなく、3度くらいオーダーメイドすると工具が買えてしまうと気付いたので、工具を自前で揃えることにしました。

工具選びも使用頻度が高くないことから「安いものでいいかな」と思い、アイウィス(IWISS) 強力型圧着工具 裸圧着端子 裸圧着スリーブ かしめ工具 8.0sq-38sq CT-38で間に合うだろうと思っていました...以下のレビューを読むまでは。

マーベル、クニペックスなどの8/14/22/38sq対応ハンドクランパーは持っているのですが連続使用では腕が疲れてくるので同サイズ対応の本機を採用。やっぱり部材の質感や動作の正確さは日本製が優れていました。
本機は質感は元より使用にしても使い難い。まずニチフ38-8sを用意しケーブル被覆を剥いて指すも、そのままこの工具に装填するのが困難で、一旦ケーブルをくぐらせ端末を付け、抑えながらスライドする様にダイスに収めるのがまた大変で、使用方法に端末を装填後軽く圧するとありますが、確かにそれで端子は固定できますがそこへケーブルを差し込むのがこれまた余計に大変。先の方法でユックリレバーを下すも僅かに移動し、どうしてもしっかりクランプしようとすればする程ずれが大きくなる。カシメた突起部が圧着した端子に噛み込み外れない。もう少し突起部-ダイス間を広げないと物凄く使い難い。

AK-60 AK-100も持っていますが、重くて自由になり難い反面、日本製の部材と高加工精度により端末処理は正確に出来ます。日本製のハンドクランプより少し安い価格設定ですが、安い工具は使い難く返って作業時間が長引いて作業者の疲労負担も大きい。やはり中国製はまず無理。家電であろうと食品であろうと機械であろうと良かった験しは皆無で全て使えんモノばかりです。値段なりのもの?か?値段以下のものと思いましょう。

素直に3倍の値段を出してでもAK60にしましょう。作業者の疲労負担が全く違いますから。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1I4SMKGWXKNZG/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B07PZ9FPWF

コレしか知らない人のレビューと他に良いものを知っている人のレビューでは、レビューの重みというか次元がまったく違いますね。「安物買いの銭失い」で使い難い工具を買っても結局は買い直す羽目になるので、素直にレビューのアドバイスに従ってロブテックス AK60の購入に軌道修正した次第です。

ケーブルは前回オーダーメイドしたときの余剰分があるので、楽天で圧着端子と絶縁キャップを注文しておきました。たかが端子、されど端子。海外製の品質の悪いものを購入して失敗するのは愚の骨頂、高価な工具を購入してまで失敗するほど愚かではないつもりです。腕が確かならある程度のマイナス要素も腕でカバーできるかもしれないけれど、その腕が頼りにならないので道具と部品の質でカバーするしかありません。