ビジネスモデルは買い切り方式からサブスクリプション方式へ

Makuakeにbitlock LITEというプロジェクトがあることを知りました。

常識をくつがえすスマートロック! 初期0円・月額300円〜 で登場!

いままで売り切り商品しか無かったスマートロックの市場に、サブスクリプション方式のサービス商品が登場したことに驚いています。既にQrio Lock&Qrio Hubを使っているので、乗り換える予定はありませんが。

昔は賃貸住宅が、個人向けサブスクリプションサービスの最たるものでありましたが、今ではAdobe Creative Cloud、Microsoft Office365、Google G-Suite、各種動画配信サービス(Amazon Prime Video、hulu、Netflixなど)、各種音楽配信サービス(Apple Music、Spotify、Amazon Music Unlimited、AWAなど)...など、定額の月額料金を支払ってサービスを利用する機会が増えました。個人向けカーリースのNORELスマートビークルも、サブスクリプション方式のサービスと言えるでしょう。

サブスクリプション方式のサービスは、イニシャルコストが低く設定されており(無料のケースが多いですが一部は有料のものもあります)、簡単に始めやすいのが特徴です。「簡単に始めやすい」の裏返しで「簡単に辞めやすい」のも特徴ではあります。簡単に辞められないように各社サービスの質を向上させるなどの工夫を凝らしています。

モノを所有する時代から、定額でモノを借りる時代へ

給料が昇給しにくい時代ですから、金額の大きな商品を買うのが容易ではなくなりました。ローンで身の丈に合わない買い物をすれば、金利上昇で返済が立ち行かなくなるのは目に見えています。それでも不動産信仰というものは無くならないものですねぇ。

今勤務している会社では、新規事業としてBtoB向けサブスクリプション方式のサービスを立ち上げていますが、残念ながらビジネスとして軌道には乗っていません。サービス提供する側、サービスを利用する側、共に簡単に始められるとしても知名度は必須ということですね(当たり前)。