patch for ucspi-tcp-0.88

ucspi-tcpのソースパッケージ(tarball)であるucspi-tcp-0.88.tar.gz用にパッチファイルを2つ作成しました。

ucspi-tcp-0.88-ssl-20170524.zipucspi-tcp-0.88-ipv6.diff20.bz2を適用後のソースに、ucspi-tcp-ssl-20050405.patch.gzがそのまま当てられるように改修したものです。
一方、ucspi-tcp-0.88-ipv6-ssl-20170530.zipはオリジナルソースucspi-tcp-0.88.tar.gz用にそのままパッチが当てられるようucspi-tcp-0.88-ipv6.diff20.bz2ucspi-tcp-ssl-20050405.patch.gzの2つのパッチをマージして作成したファイルになります。

ipv6とsslのパッチがそのままでは共存しなかったので、手動でパッチを当てる(手パッチ)必要があり、手パッチがとても面倒だったのでパッチを作った次第です。既にDJB's softwareは下火になっており、誰の役に立つかはわかりませんが...。

= 使い方 =
ダウンロードしたファイルをunzipコマンドなどで解凍した後、以下のコマンドを実行します。

patch -p1 < ./ucspi-tcp-0.88-ssl-20170524.patch

または

patch -p1 < ./ucspi-tcp-0.88-ipv6-ssl-20170530.patch

【注意】
ファイルのパスなどは環境に合わせて適宜読み替えて下さい。
このパッチを使用したことにより発生した、いかなる損害も保証致しかねますので、自己責任にてお使い下さい。

【2017-07-05加筆訂正】
以前アップロードしたファイルは、SSL/TLSの接続でエラーが発生、正常に動作しませんでした。新しく作成し直したucspi-tcp-0.88-ipv6-ssl-20170609.zipは、オリジナルソースucspi-tcp-0.88.tar.gz用にそのまま適用できるパッチになります。
※IPv4でのSSL/TLS接続は確認しておりますが、IPv6での接続およびIPv6+SSL/TLS接続の確認は取れておりません。

= 使い方 =
ダウンロードしたファイルをunzipコマンドなどで解凍した後、以下のコマンドを実行します。

patch -p1 < ./ucspi-tcp-0.88-ipv6-ssl-20170609.patch