自動車税見直し

多くのニュースで報じられている内容ですが、引用した内容は以下の通り。

経済産業省が平成21年度の税制改正で、エンジン排気量の大きさを中心に税額を決めている自動車税制を見直して、走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を基準に税額を決める方式への変更を検討していることが23日、わかった。

CO2排出量基準に変わると間違いなく増税となるのが軽自動車です。
古い車でCO2排出量が普通車並みと認定されると最悪でしょうね。
税金が安いのが軽自動車の最大のメリットなのに、税金が高くなったら軽自動車を選ぶ理由って何?
昔ほど小さくなくなり、小回りも効かないし、普通車よりも非力で安全性が劣るのに・・・。

これで喜ぶのは軽自動車を造っていない某メーカーだけでしょう。
が、軽自動車の代わりに普通車が売れるようになると思ったら大間違い。
市場そのものが冷え、自動車産業が傾くことでしょう。
もっとも魅力的と思える車が無く、若者が車に興味を持たない時代となった今、

既に市場は冷えている

と思いますが。
個人的には水素自動車や電気自動車で市場が活性化するとは思えないのです。