月極駐車場がコインパーキングに…
最近、職場近くの月極駐車場がコインパーキングに変わりました。月極駐車場のときは2/8台くらいしか駐車されていなくて、このあたりの相場だと月額1万円くらいで2台で2万円、コインパーキングで1日フル稼働して4,600円(それぞれ1台が丸1日駐車したと仮定、回転率が高ければそれ以上の売上が見込める)、これが30日と計算すれば13.8万円ですし、稼働率が50%でも6.9万円ですから、月極駐車場のまま運用を続けるよりは採算が良い計算になります(実際の売上と、管理会社から大家さんに支払われるお金は違いますので…)。月極駐車場のメリットは安定した収入ですが、これはアパートなどと同じく安定した借り手がいればの話です。
古くなった建物を解体してコインパーキング化、運用するケースも目立っていますが、人口減少局面に入ってきている(人が減るということはクルマも減るということ)のに、駐車場だけ増えるのは奇妙な話で、いずれ過当競争に入るのは目に見えています。土地だけ所有していても固定資産税が掛かり、アパートを建てれば莫大な建築費に加え維持管理費が掛かるので(更に家賃滞納者が出ると頭の痛い問題)、フランチャイズ大手のコインパーキングにした方が低リスクで楽に金を稼げるとは短絡的思考…のような気がしなくもない。
街のいたるところにコインパーキングがある景観というのはどうなんだろう?(個人的には気持ち悪いのですが…)