適材適所は大事です

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今週は月曜日から3日連続で最上地方へ。月曜日と火曜日は障害対応、水曜日は定期保守です。行き(移動)に2時間、現地作業に2時間、帰り(移動)に2時間で一日が終わります。写真の社用車(ミニカ・バン 3ドアハッチバック 660cc自然吸気エンジン FF 3AT)で3日間計約460kmを走りました。ハンドリングはフラフラ、接地感はグラグラ、高速走行では車体共振が発生...とまぁ「車が車だけに長距離移動するのは酷だよ!」とも言えるのですが、会社にある社用車はコレ1台のみ。
この車で長距離移動した際の疲労度は、ボクシングで言うところのジャブといいますか、地味にじわりと効いてきます。「車を運転する」という行為がいかに集中力を必要とし(視覚系の脳領域を使う)、体力を必要とするものか。加齢と共に運転は辛くなってくるわけですよね。
でもこの疲労度は運転する「車」そのものによって大きく左右され、メガーヌRSで山形~仙台を往復しても、全然疲れないどころか、距離が短いとさえ感じてしまうくらいです。地元の銀行でも営業車として軽自動車(バン)を使っているところはありますが、走るエリアは支店の営業圏内であり、長距離移動で使うことはほとんどないはず。使い方にあった道具を選択しているのです(適材適所)。変なところで経費をケチって、社員を疲弊・消耗させていることにすら気が付いていない企業は哀しいですなぁ。こういう企業は得てして社員の得意分野とするところではなく、本人が苦手分野とするところに人員配置して、「小さい会社は何でもやらないとダメなんだ」とせっかくの才能を潰していたりするんじゃないかなぁ。