映画『GIRL』


フォーラム東根で映画『GIRL』を観てきました。
映画を観た感想は....

正直に言うと重たかったです。
お腹にドンドンとドス黒いモノが溜まってくるというか(汗)
もうちょっと軽い感じの映画だと思ってたので、ちょっと辛かった(苦笑)

女性には共感できる部分は多いんだろうなーと思います。
女性はなんて生きにくいんだろうと、男性に生まれてきてよかったー、と改めて思うわけです(笑)
映画は4人の女性にそれぞれの設定があるのです。

それぞれの設定の中で自分が好きなシーンがあります。

武田聖子(麻生久美子)が酔った勢いで夫(上地雄輔)に「夫よりも収入の高い妻はイヤ?」とか聞くシーン。
夫が険しい表情で「本当の事言うよ」....と暫く間を置いて「全然イヤじゃない」
駆け寄ろうとする聖子に夫が「でも、ひとついいかな?」...それを聞いてビックリする妻
「笑って...聖子の笑顔が好きだから」...とココのシーンは予告CMで流れているんですけどね(笑)
やはり自分が幸せになることよりも相手を幸せにしたいと思ってするのが結婚だと思うのです。

平井孝子(板谷由夏)と息子が公園のベンチでおにぎりを食べるシーン。
そこへ別の親子(父と子)がやってきて、目の前でキャッチボールを始めます。
そのキャッチボールを羨ましそうに見つめる息子の姿。
それを見て板谷由夏は父親としての役割も果たさなければいけないとの思いを強くするわけです。
切ないなぁ(汗)

夜遅くにオフィスで小坂容子(吉瀬美智子)が和田慎太郎(林遣都)を目で追うシーン。
好きだから、気になっているから目で追うのですが、当の本人は自分の気持ちに気づいていないのです。
自分にも経験あります(笑)

安西博子(加藤ローサ)がファッションショーで「マジヤバイ」というシーン。
自分に自信を持てなかった彼女がファッションショーに出ることで笑顔になり、生き生きとした表情に変わる様...ファッションは魔法ですね。
主人公である滝川由紀子(香里奈)のシーンではいまいちピンとくるものがありませんでした。
一番登場回数も多いはずなんですが何故でしょう?(笑)

4つの設定があるので、観る人によって色々と感じるものがあると思います☆