残置した荷物の回収

今日の午前中に山形のアパートに残置していた荷物を回収してきました。実際には荷物と呼べるものは少なくて、緩衝材入りの空段ボールやクラフトテープなどの梱包資材、山形市のごみ袋セット、ダイソンの掃除機、Qrio Lock...くらいかな。

空っぽの部屋を見るのは、9年前に部屋を借りたとき以来です。いまとなっては夏熱く冬寒い狭い部屋だった思い出。アパートに人を招き入れることをしなかったので、自分だけの隠れ家な感じはありました。騒音問題には人一倍気を使っていたのもその一因でした。隣の部屋からの声は漏れ聞こえてましたし(笑)、建具も中身がスッカスカで建築費をセーブしたのが明らかでした。エレベータのない4階建ての建物という時点でお察しでしょう。

ウォッシュレットなしの洋式トイレ。便座ヒーターはついていましたが、電気代が上がるのを嫌って使いませんでした。ずっと給水タンクから便器内の水漏れに悩まされましたが、今年になって修理してもらいました。

週に1回沸かすかどうかの浴室。お風呂場よりも洗面台や洗濯物の洗い場としての役割が大きかったです。水栓のケレップが劣化硬化していて、強く締めないと水が漏れるのでした。換気扇もスイッチを入れるとガラガラと音を立てて動作していて、正常な状態だったのか怪しい(笑)

レンジフードが無く、換気扇が天井埋め込みタイプと使い勝手の悪かったキッチン。料理らしい料理はせず、炊飯ジャーでご飯を炊いたり、ガス台とフライパンで冷凍チャーハンを温めて食べるくらいしかしませんでした。冬場に換気を怠ったせいで湿気が溜まり、結露からカビが発生してシンク下収納がひどい目に遭いましたが、修理してもらって綺麗になりました。

まぁ、こうやって書くとなんだかんだありましたが、立地の良さに救われて住めば都でした。割と入れ替わりの激しいアパートでしたので、9年も居た私は古参住人な方だったと思います。長年お世話になりました。良い人に借りてもらえることを願っています。