エッセイ『羽田圭介、クルマを買う。』を読んで...

表題のエッセイはお取り寄せに時間が掛かりまして、5月2日午前8時に指定のセブンイレブンの店舗へ配送されました。実際に受け取ったのは、ゴールデンウィーク最終日の5月6日になりました。PayPayで決済したので、最近は現金を使う機会があまりありません。

さて、時間があるときに買ったエッセイを読み始めたのですが、110ページを過ぎたあたりで読むのが辛くなりました。期待値が高すぎたのでしょうね。想像していたよりも全然面白くないです。書いている本人も、実体験を元にしたエッセイなわけだし、別に面白く書こうとは思っていないのでしょう。コレ、本当に週刊プレイボーイで連載が続いていたのか...。連載を続けるために、中身のないものを長々と書いていた印象しかないです。

辛くなったので途中から斜め読みをして、ルノーの2車種(ルーテシア4 R.S.Trophyとメガーヌ3 R.S.)にも試乗したと書かれているところを見つけました。書かれていたというよりも触れられていたというレベルで、ルーテシア4 R.S.Trophyは「エンジンサウンド」のことだけ、メガーヌ3 R.S.にいたっては「エンストしやすい」ということだけが強調されていて、ダメだこりゃ...で、本を閉じました。

このエッセイを参考にして、クルマ選びをしちゃ駄目ですよ。試乗をして買うクルマを選ぶということについては賛同しますが、ここまで手あたり次第試乗しちゃうと節操ないイメージです。最近はスマートフォンを買う感覚で自動車ディーラーに来店される人も少なくないらしく、自分の欲しいクルマというものが定まっていない人がいるということに驚きます。だから「自分探し」のクルマバージョンで、こんな「試乗地獄」みたいなことになるんだろうな。。。

ほだい?(そんなに?という意味の山形弁)と思う方は、ぜひKindle版を買って読んでみてください。間違ってもプレミア価格のついている単行本を買ってはいけません。