「宅急便をスマホで送る」を使ってミタ

送料着払いで送りたい荷物があり、「着払い伝票もらって書くのは面倒だな...」と思っていたら、クロネコヤマトの宅急便をスマホで送るサービスがあることに気が付きました。

そう、TVCMでマツコ・デラックスが出演しているアレです。最近CMはほとんど流れなくなった感じがしますが...。

送りたかった荷物というのはワイパーブレードでした。メガーヌ3RS用にシンワグループさんから通販で購入したものの、その後に発売されたベロフのワイパーブレードを買った為、使う予定がなくなりました。長らくタンスの肥やしとなっていたので、Twitterで処分するよ?とつぶやいたら手を挙げてくれた人がいて、その人に譲ることにしたのでした。

さて、宅急便をスマホで送るサービスですが、QRコードを読ませる部分はスマホやタブレットに限定させるような作りですが、その後はウェブページのみで処理されます。ウェブページに貼ったQRコードを読ませるために、わざわざカメラアプリを起動させる?正直言って導線をQRコードだけにする意味がわからない。「スマホアプリで完結した手続きが出来ないものかな?」と試してみましたが、スマホアプリからもウェブページに飛ばされてしまうのでダメでした。

あと、前述のTVCMのイメージがあったので、近くのファミマまで行き、レジに送りたい荷物と手続き用バーコード表示されたスマホの画面を見せて数秒、「あ、そこのファミポートで手続きして、レシートを持ってきて下さい」と。なんともTVCMのイメージ戦略の敗北ですね。同じように「なーんだレジでピッとして終わりじゃないんだ」とガッカリした人もいるんじゃないのかなぁ。別にファミポートの操作が出来ないわけじゃないのに「デジタル・ディバイド世代?と思われたら嫌だな...」と、ちょっとばつが悪い思いをしたのも事実です。

いろんな大人の事情があるのは重々承知していますが、自分の中では期待値を遥かに下回る出来でした。中途半端なサービスは誰も使わなくなってしまうので、サービス提供者側の自己満足で終わることなく、ファーストリリース後のブラッシュアップなど、利用者側が継続して使いたいと思うようなサービスの作り込みはしっかりとやっていただきたいものです。