血沸き肉踊る

最近表題のような血沸き肉踊る自動車って無いと思うのです。
ホント、乗って枠々、村々、欲しいと思えるものが無い。
あくまでも買える価格帯限定での話です(家買えるような高級車は論外です)。
年々自動車のボディサイズが大きく、車重が重くなり、それに伴い排気量も増え、当然のことながら車両本体価格も上がってしまう。負のスパイラルですよ、これは。

若者の車離れが進んだのは、売れて利益の出るミニバンばかり作ってきた自動車メーカーの責任だと思うのです。
今、自分が高校や大学を卒業したと仮定して、現実的に乗りたいと思える自動車ってありますか?

私が高校卒業した平成3年頃は、レビンやトレノ(トヨタ)、スカイライン(日産)、ミラージュ(三菱)、インテグラ(ホンダ)などがあり、多くの人がそれらの車両本体価格200万円前後の自動車を購入していたと思います。
価格レンジは上がりますが、マーク2やチェイサー(トヨタ)、ビガー(ホンダ)に走るチョイ悪系なやつもいました。
果たして今の若者がプリウス(トヨタ)やインサイト(ホンダ)などのハイブリッド車を欲しいと思うかなぁ?
自動車メーカーは車両本体価格200万円前後で、エコカーでは無く欲しい思わせる車を本気で作る必要があると思います。

血沸き肉踊る” に対して4件のコメントがあります。

  1. gadrinium より:

    この間、びっくりした言葉を聞いて、耳を疑いました。
    おいらの職場の後輩(20歳代)が
    「プリウスって宇宙的で、かっこいいじゃないですか」
    と言っていたんです。
    感覚はひとそれぞれ・・・とは思いつつ・・・こりゃ、だめだ、と思ったんです。
    メーカーがダメ、というのもあるんでしょうけど、もしかすると・・・
    あまり使いたくない言葉なのですが「今の若者の感覚が」違うのかもしれません。
    血沸き肉踊る車がないからそういう感覚になるのか、そういう感覚だから
    車に対して血沸き肉踊るなんてことがなくなったのか、どちらかはわかんないです。
    けど、イニシャルDなんかが流行っていることから考えても、潜在的な車好きユーザーは
    いると思うんですよね。

  2. admin より:

    > gadriniumさん
    うーん、うちの職場にはそういうのはいませんね、今のところはw
    若いといっても30歳前半だし、車好きですから。
    平成生まれとのジェレネーション・ギャップなんですかねぇ。
    草食系男子なんて言葉もあるし、そもそもが車に興味が無い、興味があっても時代のブームな車が好きとか。
    カウンタックなどのスーパーカー世代な我々以降は、そういったものへの憧れが薄いのかもしれません。
    うちの甥は車よりも鉄道、新幹線大好きですからwww

  3. gadrinium より:

    そういえば・・・
    一昨年、うちの病院・薬局に学生実習にきた薬学部の学生さん(昭和最後あたりのgeneration)は
    「僕、就職したらインプレッサ買いたいんです!」
    と言ってきたので、実習最後の日の昼休み、駐車場に連れて行って
    おいらのインプレッサの助手席に乗せ、病院周辺を爆走してあげました(w
    80%程度の爆走だったんですが、えらくビビった、というか、興奮したらしく
    「僕、絶対に買います!」
    と言って実習を終えていきました。
    病院学生実習の内容よりいい体験させてあげたと自負しています(爆笑)

  4. admin より:

    > gadriniumさん
    洗脳のような気ガスwww
    実習の良き思い出になったことでしょうね。
    GRBは試乗したとき、GDBを試乗したときより強烈な印象がありました。
    今度はGRBで是非!www

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