TRUST GReddy パワーエクストリームR for Renalt Megane 3 RS

メガーヌ3 RSに乗り始めて4回目の車検を通した後の10年目でようやく社外マフラーに交換しました。もう多くのファーストオーナーは降りていて、2人目・3人目と乗り継ぎされている車両も多くなっている現状で「今更マフラー交換なんて」と思われるかもしれません。理由は非常に簡単で「今買えるときに買っておかないと後では買えなくなるから」のひと言に尽きます。

ぶっちゃけ車検対応の選択肢がほぼ無いんですよ

海外の主要メーカーのマフラーは生産が終わっているみたいで選べるのはscorpionmilltek sportacrapovicくらい。scorpionは並行輸入で車検非対応、milltek sportは国内代理店経由で車検非対応、acrapovicは国内代理店経由で車検非対応っぽい(eマークなし?)...と軒並み車検を通すのが難しい。国内では緑整備、TRUSTとあるが緑整備のMIDORIサイレントパワーNRチタンマフラーについては車検に関する情報無しで、TRUSTのみが車検対応となっています。純正オプションのフジツボチタンマフラーもしくは後期モデルの限定車に装着されているアクラポビッチマフラーがあれば良かったのですが...。

実際のところ、ディーラーや民間整備工場では得たいの知れない部品を付けた車両の受け入れを嫌がるだろうし、ユーザー車検では音量が基準値を越えなければeマークの有無を調べるかはわからないけれども(検査官次第ではある)、書類の提示を求められたらアウトなのは間違いない。ディーラーなどの指定工場は万が一整備不良の車の車検を通した場合、営業停止処分などの重い行政処分が下されるため、車検整備の基準がユーザー車検よりも厳しいと感じています。実体験で言うと、ぱっと見はOKだったホイールでもハミタイチェッカーで測定されてNGになったことがあります。後顧の憂いを断つには車検対応の書類が必須なのです(いくら書類があっても経年劣化で音量が基準値を越えていたらNGなんだけどね)。

先にアイドリング時のマフラー音を公開しました。低音を聴くにはヘッドフォンでの視聴を推奨します。空ぶかしは録音していません。金属音などのノイズが少なくて音質は良いのですが、音量(音圧?)がもう少し小さい方が賃貸住宅に暮らす身には有難かったなぁ...と。なので冷間始動時は(アイドルアップで音量が大きくなるため)アイドリングでも気を使いますので、エンジンを掛けたら直ぐ出かけるようにしています(ゆっくりと走りながらウォームアップさせています)。

ご近所から「うるさい」と苦情が来たら「車検対応だよ」とか言って納得させようとしても意味ないですからね。不幸中の幸いクルマを使うのは土日祝の日中帯がメインで早朝・深夜に使うことがないから、そのリスクは低いとは思っていますが...。あまりに気になるときはESTグラス・ウール・バンテージでも巻こうかな、と。

マフラー交換作業の写真は公開の通りですが、純正マフラーの取り外しにマフラーの切断が必要なため、所要時間は取り外しに2.0~2.5時間、取り付けに0.5~1.0時間程度が目安となります。純正マフラーの再利用を考慮して丁寧に切断しようとすると、もう少し時間が掛かるのかもしれません。