ルノー キャプチャー

車検整備中の代車でルノー キャプチャーをお借りしています。実際この車種に乗るのは初めてなので、軽くインプレッションしてみたいと思います。お借りした車種のグレードはわからないのですが、アイドリングストップ機構が無いのと、ボディー&ルーフが同一色のため、おそらく初期型のゼンと思われます。

パワーユニットは1.2L 直列4気筒の直噴ターボですが、ECOモードを切って走るとキビキビ走ります。EDCとあいまってシフトショックの少ないスムーズな加速をしてくれます。パドルシフトがありませんが、シフトゲートを左に倒せばマニュアルシフトモードに変わり、押してシフトダウン(-)、引いてシフトアップ(+)となります。減速から加速したい場合、(キックダウンするくらいアクセルを強く踏まないと)自動でシフトダウンしてくれないので、マニュアルシフトを活用すると良いでしょう。ハンドリングは応答性が良く、ハンドルをスパッと切るとタイムラグ無くスパッと向きが変わる感じがあり、重心が高いクロスオーバーSUVということもあって慣れないとちょっと怖いですね。タイヤはミシュランのエナジーセイバーを履いているので、パイロットスポーツ系のグリップタイヤではなく、省燃費系のエコタイヤのクラスになります。

さて、持ち上げた後は落とすだけ(笑)。一番の不満がブレーキのフィーリングですね。ブレーキを踏み始めの初期制動が弱く、ブレーキを奥に踏んでいくといきなり制動力がグンと上がるので、カックンブレーキになってしまうのです。これはコントロールしづらく、運転が下手な人に見えてしまい残念。次にオートドアロックの作動音。大きめのガシャ!って音が車内に響くので最初は何かが倒れたんじゃ...とビックリしました。慣れればこんなものかもしれません。センターコンソールの造りがチープで、プジョー206を思い出します。コストカットが一番表れている場所かもしれません。

後部座席に息子達を乗せて走ってみましたが、クレームは一切出ませんでした。窓から外は見えるし、乗り心地も良かったので、メガーヌRS(の後部座席)より快適だったのでしょう。って当たり前か(笑)。