ご結婚おめでとうございます

昨日は福山雅治さんと吹石一恵さんの結婚が正式に発表されました。
素直に「おめでとうございます」と言いたいです。

結婚はゴールではなく、新たなスタートラインです。
なので「結婚さえすれば」というのは幻想であり、ハッキリ言って大きな誤りだと考えています。
かく言う自分自身も「結婚さえすれば」という気持ちで婚活をし(そうは言ってもいい加減な気持ちではなく極めて真面目に)、相手を見つけて結婚はしましたが、ご存知のように結婚生活は長続きはしませんでした。
最近の婚活というもの、つまり『結婚する相手を見つけるということを目的とした"結婚ありき"の活動』に関しては疑念を隠しきれません。

順番としては人と出逢い、長い付き合いを通して「この人と一緒になりたい」と思うようになり、結婚に至るのが正しいのではないか、と。
もちろん何が正しいのか?なんていうのは四十数年しか生きてきていない自分如きが言い切れるものではないんですけど。
それでも結婚することを強く意識してしまうと、どうしても目的達成のために、相手の嫌な部分を見て見ぬふりをするようになります。
結婚してから相手の嫌な部分を見て、相手に改善を要求したところで、そんなの上手くいきっこありません。
これも「結婚さえすれば」という結婚ありきの考えがもたらす弊害だと思うのです。
良く言うじゃないですか、『結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ』って。

「おめでとうございます」とは言いつつも軽い喪失感みたいなものを感じています。
奇跡の46歳独身イケメンが結婚したという「福山ショック」の影響は大きい。
なんか自分だけ世の中にポツンと取り残されたみたいな(笑)。
「いつ結婚するの?」「今でしょ!」みたいな雰囲気が...。
その雰囲気にのまれて「婚活しなきゃ」っていうのはまた同じ過ちを繰り返すだけなのでダメなんです。
付き合っている人も居ない人が結婚することだけを考えて、婚活してなんとなく相手を見つけて結婚するのは悲劇の始まり。
自分が本当にしたいことは何なのか?自分を見つめなおす良い機会だと思います。