仕事の優先順位

仕事とは仕える事。楽しい仕事もあれば、つまらない仕事、やりたくない仕事もある。どちらも仕事であることに変わりはない。
やりたい仕事だけやって、やりたくない仕事を放り投げる...というわけにはいかないのだけれども、現実にはそれをやっている人は少なからず居て、同僚やお客様から顰蹙をかっていることだろう。普通、お客様に迷惑をかけることは考えられないので、同僚や後輩、上司などの会社内の誰かが尻拭いをしていると思う。そこには他人への甘えがあるのだろうね。でも、それはいつまでも許されるとは思わない方がいい。実際、うちの会社でもお客様の堪忍袋の緒が切れて解約騒ぎになったことがある。その原因をつくった社員の仕事ぶりは今でも何ら変わらない...非常に残念なことだ。

女性にとって、アイキャッチ写真のような商品のラッピングや店内の(かわいい・オシャレな)飾り付けは楽しいと感じる人は多いのでしょう。お客様が喜んでくれると思ってやっているのだろうし。やるべき仕事を先にやって、残った時間をそういったことに使うのには異論はないが、お願いしていたことをやっていないと...ね。だが、これを叱るとムスッとして機嫌を損ねるから質が悪いと思うのは自分一人だけではないだろう。
自分が使う商品のラッピングや店内の飾り付けはそんなに大事なことじゃない...と男性の自分は思う。他の男性も同じように思うか、それはわからないけど。

人の仕事を見ていると、仕事の順番が気になることがある。「それって今必要?」「その仕事よりもこっちの仕事を先にした方がいいんじゃないの?」と喉まで出掛かっているのを我慢して言わないけどね。結果にコミットできれば問題ないから。

うちの会社には女性が2人居るが、毎日16時を過ぎると決まって30分程度のミーティングを始める。どちらか一方が休暇で居ないときを除いて、忙しいときも暇なときも欠かさずに。それがあるから仕事のクォリティが上がっている...ようには見えないんだな、残念な事に。よく毎日話すことがあるものだと感心さえする。まぁ、井戸端会議なんてそんなもんか。